同じ仕事でも違いはあるの?派遣秘書と正社員秘書の違い


仕事内容はほとんど同じ

秘書の働き方には、正社員と派遣の二通りの働き方があります。仕事内容はほとんど変わりませんが、正社員秘書は企業に直接的に雇用されているため、任される範囲が広くなります。派遣秘書は派遣される前に仕事内容が定められているため、基本的に任務から外れる業務を任されることはありません。正社員秘書の場合は残業を任されることがありますが、派遣秘書は基本的に残業はなく、勤務時間が終わったらすぐに帰宅できます。そのため、仕事とプライベートのメリハリをつけたい場合は、派遣秘書の方が向いています。ただし、雇用期間が終了すると契約延長もしくは再契約されないと働き続けることはできないため、安定を求めるなら正社員秘書が良いでしょう。

派遣秘書は色々な企業で経験が積める

正社員秘書は専務、社長などサポートする人は変わっても、同じ企業内で業務を行います。派遣秘書は派遣先が変わるたびに異なる企業・人のサポートをするため、秘書としての経験値が高くなります。正社員秘書でも秘書としての経験は詰めますが、派遣の方が色々な職場で揉まれるため経験値が飛躍的にアップします。そのため、秘書としてキャリアアップをしたい人は派遣秘書が向いていると言えるでしょう。また、派遣秘書はアシスタントから始められるため、秘書としての業務実績がない人でも安心です。チームで秘書業務を行い、役員、社長など個人秘書へとステップアップしていくことができます。働きぶりが良ければ、派遣から正社員として採用されることもあります。

秘書の派遣は、大手企業を中心に活発に採用活動が行われており、来客応対や事務作業が得意な人や、実務経験が豊富な人が重宝される傾向が見られます。